余話 HUAWEI P20 Pro 「ライカ」カメラレビュー

　ファーウェイの高機能スマホ「P20 Pro」は、標準レンズに加えて、３倍望遠専用レンズ、モノクロレンズのトリプルレンズを搭載しています。しかもドイツの老舗Leica監修とのこと。

　この機種ならデジタルズームのように画質劣化することなく、望遠撮影が出来てしまうのです。

　スクリーンに表示される、１ｘマークをタップするだけで、標準→光学3倍ズーム→ハイブリッド５倍ズームと瞬時に切り替わるので、撮影しやすいです。

　その実力はどれ程のものか、試しに撮影してきました。

　神田の昌平橋から万世橋方向をまずは標準で撮影してみました。

光学３倍ズームではこうなります。

ハイブリッド５倍はこう。

 オリジナルサイズの画像で見ると、5倍は若干画質が劣化しているようです。

それでも細部の描写は3倍と5倍で大きな差は見られません。

続いて陽が暮れてきた夕方の新宿です。

オートで撮影した所、ISO-50  1/956秒になりました。

ハイブリッド5倍ズームで撮影。

スマホでここまで望遠撮影ができるんですから凄いですよね？

夜の新宿、高島屋タイムズスクエアです。

ISO-320 1/25秒ですが、ブレはほとんど感じません。

P20 Proには夜景モードがあるので、それでも撮影してみました。

ISO-400 4秒での撮影になりました。手持ち撮影ですが、ブレがほとんどないのは凄いです。

確かに明るく写っていますが、実際の見た目とは明らかに違いますし、

どういう場面で夜景モードを選択するのが良いのか、まだわかりません。

一番歓心したことは、とにかく光学3倍ズームが優秀だということです。

スマホのズームといえばデジタルズームで画質が劣化するというのは過去の話、

「スマホがあればコンパクトデジカメは必要ない」ということが、

言い過ぎではないレベルにきています。

　ただ多くの方が指摘しているように、画像の仕上がりが絵の具ベタベタ系と言うか、

色が濃く明るく出る傾向があるので、その点気になる方はいると思います。

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